vol.64 寮生の暮らし
前回に引き続きリトル我寮を執筆させて頂きます、令和3年度前期広報部長です。今回は大泉寮が位置している大泉学園町について紹介します。
大泉学園町は練馬区の北西部にあり、閑静な住宅街が広がっている町です。どうして「大泉学園」という名前になったかというと、この町はかつてたくさんの泉が湧いていたことから小泉(おいずみ)と呼ばれていて、「こいずみ」と間違われることを避けるために大泉(おおいずみ)に変更したのだそうです。当初はこの町に駅は無かったのですが、高級住宅地を開発していく過程で駅が設置され、碁盤の目のように整備された宅地が広がっていきました。近年になって大泉学園駅周辺の再開発が始まり、タワーマンション、ショッピング施設である「ゆめりあフェンテ」や「Grand Emio大泉学園」が建設され、バス乗り場のリニューアルも行われたことで、さらに暮らしの利便性が高まりました。また、大泉学園駅の北に大泉学園町駅(仮称)が設置され、光が丘駅からの都営地下鉄大江戸線の延伸計画があり、さらなる大泉学園町の発展が期待されます。
東京の練馬区にはアニメ産業に関係する事業所が集まっていることで有名です。大泉学園町に東映アニメーションのスタジオがあり、そこで「白蛇伝」や「銀河鉄道999」などの映画作品が制作されました。また、大泉学園駅の改札を出て北口を右に進めば大泉アニメゲートがあります。「明日のジョー」の矢吹丈、「うる星やつら」のラムちゃん、「鉄腕アトム」のアトム、「銀河鉄道999」のメーテルと星野哲郎のブロンズ像が置かれています。原作者が大泉学園町に住んでいたり、電車の発車音に「銀河鉄道999」の歌が使われていたりしていて、アニメの文化を感じることができます。ぜひ「東映撮影所」や「東映アニメーションミュージアム」に足を運んで雰囲気を楽しんでみてください。
0コメント