Vol.112 大泉寮から東京学芸大学まで

みなさん、こんにちは。大学3年の広報部長です。

対面授業にようやく慣れてきました(遅い)。というより、対面授業(特に1限)に間に合うための早起きに慣れてきました。大泉寮は東京学芸大学の学寮であるにもかかわらずキャンパスまでの道のりが長すぎること(大泉学園~国分寺)で有名ですが、そのような事態が寮生に早起きを要請するわけです。

今回はそんな大泉寮生の早起き事情にスポットライトを当ててみたいと思います。


(大泉寮から東京学芸大学までの道のり):乗換えが2回あります。

大泉寮 ー徒歩ー 大泉学園駅 ー西武池袋線ー 所沢駅(乗換え) ー西武新宿線ー 東村山駅(乗換え) ー西武国分寺線ー 国分寺駅 ー徒歩ー 東京学芸大学


寮生は、大学に到着しなければならない時刻から逆算して寮を出発することになります。その日の最初の授業が何限目にあるかによって、起床する時間も変わってくるのです。

東京学芸大学の1限は8時50分に始まります。国分寺駅から大学キャンパスまでは20分くらいかかるので、少し余裕をもって8時20分には国分寺駅に到着したいところです。となると、所沢駅と東村山駅での乗換えをふまえて、大泉学園駅から乗るべき電車は7時37分発の各駅停車・小手指行きになります。そして、その時間に大泉学園駅に到着するためには、大泉寮を約10分前の7時25分頃には出る必要があります。よって、起床、洗顔、歯磨き、朝食などを考慮すると、6時30分起床といったところでしょうか…。

1限に間に合うために、1限が始まる2時間20分前に起きなければなりません。n限の授業があるときには実質(n-1)限必修「起床」がセットになってくるというわけです。これは早起きが苦手な僕にとってかなりキツいですね。電車に乗り遅れることもしばしばあります。朝から時間に縛られた生活となり、1限を受ける頃にはもうへとへとです。


〔希望の光・「ひばりケ丘急行乗換え」)

さて、そんな僕を希望の光で照らしてくれるのはひばりケ丘駅でときどき発生するイベント、「ひばりケ丘急行乗換え」です。

大泉学園 ー 保谷 ー ひばりケ丘 ー 東久留米 ー 清瀬 ー 秋津 ー 所沢

ひばりケ丘駅は、電車移動の出発地点である大泉学園駅と第1乗換ポイントである所沢駅の間にあります。大泉学園駅に停車するのは基本的に「各駅停車」か、「準急」の顔をした各駅停車(「準急」は大泉学園から所沢までのすべての駅に停車します。つまり各停)のみです。しかし、ひばりケ丘駅には、そこから東久留米・清瀬・秋津をすっ飛ばして所沢駅まで直行してくれる「急行」が停車するのです。

これが何を意味するか。そう、大泉学園駅で1本乗り遅れたとしても、その列車が奇跡的にひばりケ丘駅で「急行と待ち合わせ」してくれれば、その急行に乗り換えて所沢駅まで急行できるのです。

さて、ここで思い出してください。私たち寮生には乗換えが2回あります。第1ポイントは所沢、第2ポイントは東村山です。乗換えは1分1秒を争います。いかに階段・エスカレーターに近い車両に乗るか。そして、目の前でドアが閉まり、次の電車を待つことになったときの悲しさたるや(軽微な遅れやダイヤ編成の関係で仕方ないのかもしれませんが、西武線はときどき「いやむりだろ」という時間差発車をします。例えば、所沢への到着1分後に乗換え先の電車が出発しても、ホーム→階段上る→改札階→階段下る→ホームで、いや、さすがに乗り換えられません。それをふまえて予定を組め? 確かにその通り。でも早起きが苦手な僕は、その乗換えの成功可能性に懸けたくなっちゃうんですよね…)。

話が逸れました。そう、この「ひばりケ丘急行乗換え」は、乗換駅までの乗車時間の短縮により、1本早い乗換えをアシストしてくれるのです。つまり、大泉学園駅で1本乗り遅れたとしても、急行に乗ることができれば、その遅れをチャラにしてくれるというわけです。いつ急行が来るのかを把握していない僕にとって、このイベントは運ゲーなのですが、しっかり調べている寮生はうまく活用していることでしょう…。


…ということで、今回は大泉寮生が大学に辿り着くまでの道のりや時間の使い方に焦点を当てました。学校で私が眠そうにしていたら、あぁそういうことなんだな、と思ってください。

これからも早起きがんばるます。SPY×FAMILYおもしろいですね。

では、また次回、お会いしましょう!


広報部長

東京学芸大学大泉寮

全国から学生が集う東京学芸大学の男子向け学生寮です。

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