vol.42 寮生の暮らし
東京学芸大学大泉寮公式ブログ「リトル我寮」をご覧の皆さん、はじめまして! 大泉寮令和2年度後期広報部長です。色々あって、今期このリトル我寮を再開させていただくことにしました。今期は毎週木曜日、夜20時掲載を目指します。前回からまるまる一年ぶりの記事ということになりますが、大泉寮の様子は相変わらずといった感じです。
私はこの二月からずっと寮にいますが、さすがに自粛期間ということもあって自粛要請が出る前に実家に戻っている人、まだ入居していない人などもいます。ですが、いつでも友人と会える、話せるのが寮の良いところ、コロナが落ち着いたらバイトでも始めて、みんなでごはんとか楽しみたいですね。
再開一発目ということで、まずは改めて大泉寮について簡単にご紹介させていただきます。大泉寮は東京学芸大学附属大泉小学校、国際中等教育学校と番地を同じくする東京学芸大学の男子寮で、現在およそ七十名ほどの寮生が生活しております。築四十数年の四階建て鉄筋コンクリート造で、月4300円の寄宿料の安さと、池袋まで30分という東京都心へのアクセスの良さが売りです。
大泉寮の最寄り駅、大泉学園駅周辺には、スーパーマーケットが三軒、コンビニエンスストアが六軒あります。少し足を伸ばせば映画館やゲームセンター、専門店街のある大型商業施設もありますし、バス一本で住みたい町ランキングの常連である吉祥寺にも行けます。
この利便性は、強く皆さんにお伝えしたいところです。実際私は2月15日から外出を自粛して今日まで一度も公共交通機関や自転車に乗っていません。徒歩圏内で日常のあらゆる買い物が済みます。私は自炊生活なので、外食はほぼ学生食堂という有り様ですが、大泉周辺には美味しいご飯屋さんも多いそうです。他の執筆者の皆さんに旨い店を紹介してもらえるよう頼んでおきます。
細かいことですが、ネット回線の優秀さも大泉寮の良いところだと思います。私は配布のルーターを通して有線でPCを接続していますがいつも上下80Mbpsを叩き出します。これは普通に優秀です。スマホは無線LANですが、こちらも上下10Mbpsを下回ることはそうありません。スマホのオンラインゲーム程度ではそうラグくなる事はありませんし、PCからだと、「フォートナイト」なんかもグラフィックなんかはご自分のPC性能次第ですが、少なくともネット接続には問題なく快適に動きます。まぁフォートナイトなんてやってたのは一年も前の話ですが。
さて、冒頭に広報部長という役職で自己紹介をしました。大泉寮は学生自治寮で、水光熱費の支払い他、さまざまな事を学生が主体となって運営しています。寮の運営に関わる、このリトル我寮を書いている人々を総務といい、寮長、副寮長、その他正副の厚生部長、渉外部長、広報部長、会計部長がいます。この総務は大学では1、2年なので、サークルの活動の中心になって引っ張って行ったり、教育実習があったりして忙しい3年や卒業論文、就職活動、教員採用試験対策などに忙しい4年には、そちらに専念できるようになっています。むしろ、1、2年のうちに寮の運営というサークルの運営やインターンシップに繋がる貴重な体験ができますのでそれだけでも寮に入る価値があります。
残念なことに、寮を卒寮することなく、途中退寮する方もいます。学生寮の利点として、二年契約のような縛りがないことがありますので、入寮してから大泉寮に合わないと感じた方が退寮されることは当然あります。モチロン同期の仲間や後輩が減ってしまうのは寂しいことですが、大泉寮生は去る者を追いません。それに部屋は余っていますので、私はそれでも良いと思っています。東京に出てから、大泉寮を拠点にして独り暮らし用の物件を探すのはアリだと思います。もし大泉寮を気に入ってくれたら、大泉寮に住み続けてください。
ただ独り暮らしするだけでは決してありえない、新鮮で濃厚な体験が貴方を待っています。迷ったら、とりあえず大泉寮に入ってみましょう。案外悪くないかもしれません。
0コメント